■2010年7月03?日

白山通り


先ずひぐらしに寄ったのですがご覧の通り。
残念なことでした。
そのまま靖国通りへと踵を返しました。
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靖国通り01

看板をアップできず申し訳ありません。視認しずらいかとは思いますが、一誠堂さん隣接の駐車場に開店した異次元へと通ずる本屋さんです。
宇宙には怪獣墓場があるみたいですが、当店には日本全国のそこかしこで死蔵されたまま処分されて逝った数え切れないくらいの諸書籍・諸資料が、あなた(死後)の来店を心待ちにしているのかもしれません。
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靖国通り02

妄想もたいがいにして大島書店です。
春に見かけた、many-valued logic を手に取ろうと思ったんですが既に売れていたので、「あー買っとけばよかったのかな......」とぐずぐず後悔していたところ、独り青年がやって来て大島さんに尋ねました。
「あの、ポーランド語の本は無いのでしょうか?」
「まだ2〜3冊あったと思ったけど、外になければ在庫切れです。ポーランド語の本は店内には置いてないんですよ」
「外には無いみたいなんですが・・・」
「何の本をお探しですか?」
「何でもいいんです、ポーランド語であれば!」
「あらそうですか。最近ね、何故かすぐ売れちゃうんですよ、ポーランド語の本」
この青年が神保町のどこかで無事波蘭語書籍を落掌せんことを祈りつつ、わたしはとりあえずラッセルのPBを購入致しました。

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靖国通り03

大島さんを出ていつもは素通りする巌松堂書店店頭棚をのぞくと、「集英社・世界文学全集」のベケット/シモンが眼に入ったので、ずいぶん以前にNさんから譲り受けたことを記憶していたにかかわらず買ちゃいました。そしてこれが、わたしにとって厳松堂書店で購入した最後の一冊となってしまいました。

神保町駅出入口[A7]付近

帰る前に、前回チャーハンを注文したさぼおる斜向かいのラーメン店(一番館)で、チャーハンとかけラーメンを食しました。かけラーメンと称されていても、挽肉、もやし、焦がしネギを具した立派なラーメンでありまして、290円の価格がとても安く感ぜられました。