昨晩

交差点の電柱下にヒキガエルが隠れていた。
このままでは自動車にヒキ殺されて翌朝には干物になり果てること必定かと思われたので、コンビニ袋を空にしてヒキ氏を捕獲。
黒目高さんの実家前を通過しY君の実家に隣接する古い空き家の草叢に氏をリリースすることに成功した。
もしかするとヒキ氏は当空家から旅に出たところだったのかも知れぬとの思念がよぎったのたが人語が通ぜぬ以上致し方なしである。すくなくとも私の眼には歓喜のジャンプで夜陰に消えて行ったようには見えたのだが。