それと、先日ある店舗内をうろついていると、わたしの白目のはしっこが“激マブなひとが近づいてくるぜ”信号を発しているので注視するとこの方エスカレーターで上って来られた。
文字通りハッとするほど綺麗かつ可愛いひとだったので、やっぱり芸能人の一般人に対する誘引力って半端ねーなと、如何にも凡庸な感想に脳髄が支配されることとなったのだが、じつはそれって普段メディアなどを通して馴染み深くなっている対象だからこそ湧いてくる一種過剰な思い入れかもしれないと思う。
35年前、近所の乾物屋さんの店番に立っていた小母さん(30歳位)が、当時の姿のままエスカレータで顕現されたとしても、白目の端の部分からグイッと誘引されハッとするであろうことと変わりはないのだと思う。