じついうと、隣のマンション1Fのお母さんが娘をとんでもない金切声で叱ることがままあってウンザリする。
御近所さんが夜半までピアノのレッスンに励もうと、御師匠さんから三味線の指導を受けようと、祝日の夜に屋上でパーティーされようと、多少大きな声で夫婦喧嘩されようと、店子さんが謎の死体となって発見されようと俺はあまり気にしない人間なのだが、その母娘場合、娘にも大いに問題があって、「ぎゃーっ助けてー!」×n などと絶叫ループの反復を試みたりするので始末が悪い。初めて耳にしたときは屡ニュースで報道されるたぐいの所謂児童虐待じゃないのかしらと不安を覚えたものだ。
幼児の頃から癇の強い娘さんだなーと思っていたのだが、彼女が小学校にあがったらしい昨年あたりから、fight fire with fire つーことなのか、お母さんも娘の金切声戦法を用いることになったのが狂乱シリーズの始まり。
こないだの日曜日は旦那さんが在宅だったけど、かみさんの側に付かず露骨に愛娘の側に立ったりするもんだからさあ大変!
位置的に最も迷惑を被る真横の御隣さんはピッシャと窓を閉める体でその騒音を抗議するのであるが全然効き目なし。以前住んでいた暴力団組員夫婦の閨房から絶頂の声が漏れ響いたときもあまり効果はなかった模様。
つまりは、その高所得者層向けマンションの防音対策or設備がボロイということなんだけどね。