東京オリンピック以前昔の邦画を観ていいなあと思うことのひとつは、会話にためというか緩さを生む人物が登場することだ。誰しもが思い浮かべるのは笠智衆だろうか。
成瀬巳喜男監督『銀座化粧』の三島雅夫がじつにゆーっくり話すおぢさんを演じていたと記憶しているのだが、あとでDVDを確認してみようかな。