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- そうだった、Public Image Limited の略称はロゴのまま通しているみたいだ。公式サイトでも確認しました。
- 『30 Rock』はロゴのとおりではなくスペース開けみたいだ。これも公式サイトで確認。
- PiL は八月に来日するみたいだ。(ラジオでの町山智浩さんの情報では)ジョン・ライドンはTVパーソナリティとしてちょっと情けないキャラクターを演じて生活していると聴いたんだが……。
- 一回だけ、初来日には行きました。確か中野サンプラザ。まだ子供だったあたしは、当時の PiL に NYのリッツでやらかしたような剣呑さ(参照リンク:1、2)を過剰に期待していたので、いきなりライドンが「ANARCHY IN THE U.K.」で登場したのを目の当たりにして「バカかお前は」とばかり、彼がこちらに視線を向けた瞬間、大袈裟にサムダウンしたのでした。
- 吃驚したのはショーが終わる寸前、ライドンがあたしのほうをしばらく凝視した(睨みをきかせた)ことです。ずっと後方の一番安い席だったので「あれ!? 最初のアレ、見えていたのかな…」とちょっと申し訳ない気がしました。
- その後、某誌のインタヴューでライドンが「東京の客はだめだね。恰好つけて楽しもうとしない」と毒づいているのを読んで、矢張りこちらの毒づきが眼に入っていたのではなかろうかと思われました。なんとなれば現場で観た印象としては観客はそれなりに楽しんでいた模様で、初っ端の「ANARCHY IN THE U.K.」にしたって大喜びの様子だったからです(記憶の改竄の可能性もあり)。もし、あたしの悪態が目に入ったことで彼をそう言わしめたのならと考えると、今度は、非常にワクワクしてくるのでした。
- もちろん、十代小僧特有の自意識(=思い込み)にすぎないのですが、その自意識の記憶があるがために、あの初公演はいまだに忘れられないのでしょう。演奏曲目なんか全く記憶にありませんが。
- 彼らの初来日公演が一般的にどう評価されたのかは知りませんが、やはりキース・レヴィンがいないとダメであろうことを認識しながら観ていました。但し、「こうやってそれまでのファンを失望させつつ新たなファンを獲得しながら生きていくのがライドンなのだろうなあ」と妙に納得したことは明確に記憶しています。