なにくだらないこと書いてんだろう。件の受験生が通っていた予備校の校長らがマスコミの前で陳謝していることの莫迦らしさを呟こうと思っていたのに。

以前には、こっそり大麻を栽培していた学生が通っていた大学の学長がマスコミを前に陳謝しているさまがTV画面に映っていた。別段大学の先生が大麻の栽培方法を教授したわけでもなく、大麻吸引を奨励したわけでもなく、『球根栽培法』(これは火炎瓶闘争に関するものだそうです)的な非合法のガリ版を配布していたわけでもないのに。

陳謝を要求する莫迦が多いのか、それとも関係者の過剰反応なのか、いずれにせよ私にはそうした行為が土人の習俗に見えてくる。

そういえばはるか昔、宮崎勤事件で世間が騒いでいたときだった。或るベテラン俳優司会者が、宮崎の親が「うちの子供はそんなことをする子ではない」と記者相手に語ったことをとりあげて、「ほんとに馬鹿親だ!」と罵っていたさまを思い出した。「おまえも馬鹿野郎だ!」と、思わずこちらからTV画面に向かって罵ったんだった。

勿論わたくしも筋金入りのバカ野郎なのだが、せっかくバカ野郎でゐるわけだから、同類に近い世間のバカ野郎を嗅ぎつけてはこのブログで罵ることも吝かではない。

でも、世間のバカ野郎が息巻いているのを観てこちらも鼻息を荒くするような愚かさだけは回避したいと思うてをる次第だ。