YouTsubuyaku03

◆食事中テレビをつけたら渡辺俊介が好投しておりあっという間に完投。日本人、韓国人、アメリカ人の巨漢(?)打者が、彼のユるーいカーブに往生している様を見て痛快に感じた。
◆試合が終わったのでザッピングする。某局のドラマで二宮君がAC/DCのTシャツを着ていた。Flick Of The Switch のジャケ絵。
◆球数を把握していなかったのでチャンネルを野球に戻すと、インタヴューにこたえる渡辺俊介。最後にファンに向かって「寒いのに応援ありがとう。明日明後日も暖かい格好で来てください」とのこと。自身のピッチング内容(97球、5被安打1失点)とくらべて無限大につまらん返答といっては失礼だろうか……。でもそんなこたぁ、コーチか監督、チームのオーナーあたりがいうべきことじゃないのか。
◆「最後にファンに向かってひとこと」と請われた際の言葉なのだから“無限大につまらん内容”と腐すのは非道いかもしれないが、「次に登板することがあっても、きょうみたいに寒さを吹き飛ばす投球をしたいと存じます」くらいなことを言ってもよいのではなかろうか? と言っても、渡辺俊介の投球は“寒さを吹き飛ばす”という喩えにマッチしない。
◆であるなら、「次回も、寒さが骨髄に沁む前にちゃっちゃと試合を終わらせるような投球をします!」あたりに着地させるのが妥当か? でもこれだと、相手チームを刺激し奮起させてしまう可能性('89年日本シーリーズの近鉄・加藤投手の如く)もあるのでボツだろう。
◆以上の意識がコンマ数秒位のあいだ彼の脳内を走った後、如上の(当たり障りのない)言葉が選択されたのかもしれない
◆まあ、しかし、どうでもいいことだよなあ。
◆ところで、渡辺俊介のマウンドに立つ後ろ姿がゲートルを巻いた軍人さんに見えた。
◆マスコミは何故か一部の野球チームを「○○軍」と略称する習慣がある。