四月馬鹿げた風が吹く、アウレリャーノ・バビロニアよ
きょうは西東忌。
1年はあっというまである。
昨年も春台風ばりの烈風であったが、それは早暁までで、午後は夏日だったはずだ。
今日はきのうと同様、花冷えである。
まったく能が無い話だが昨年と同様、
君らに風の強いスカート西東忌 秋元不死男
が、頭の中に浮かんでくる。
読んだ本。
國廣正+小澤徹夫+五味祐子、『内部統制とは、こういうことだったのか―会社法と金融商品取引法が求めるもの』、日本経済新聞社
「なんなんだよ内部統制ってやつぁあ、まったくもう!」というモードの現場社員と、「たしかにね、まあでもこれこれしかじかという意図があるのだよ」という調子の弁護士さんとの対話形式。
非常に分かりやすかった。三点セットをはじめとする文書化の技法について学ぶ前の必読本かと思われる。
高橋克徳ほか、『不機嫌な職場 なぜ社員同士で協力できないのか』、講談社現代新書
社員諸兄姉が恒常的に不機嫌モードな職場にをる読者は膝を打つかも知れない。
しかしここでもグーグルが先進(模範)事例として登場する。
もう飽きたというのが個人的な感想である。ただし、個人主義が貫徹しているかに思われたグ社では、つい最近まで社員全員参加のイベントが催されていたというのはなかなか興味深い話だなあと感じた。
苫米地英人、『スピリチュアリズム』、にんげん出版
だんだん洗脳されてきているのかしらん、またもや、とまべっちー。
ここでも中沢新一は矢面に立たされている、というか、俎上にあげられている。
江原さんに対しては、子供扱いといった風情である。わははは。
へヴィーなものを読み進める力が衰弱している気がする。
しかし、渡辺哲夫『問いの再生〈わたし〉という危機』を再読している。