やってしまった

図書館で借りていた本を紛失し実物弁済することになってしまった。
といってもそれが、橋本治『ハシモト式古典入門』という非常に廉価な本だったのでそれほど大騒ぎすることはなかったので、やれやれ、といった気持ちではいます。

こういう一気読み対象の書籍は、その場(図書館)で読み切ってしまうのが常なのですが、閉館まじかだったので一旦借りてスタバで読んでしまおうと算段したのがよくなかった。帰り道には興味が失せて結局読まずじまいだったのです。そんで、昨年のクリスマス頃には返却したものだと思っていたのですが、貸出中リストをみるとしっかり未返却になっているので、慌てて部屋中を探してみたのですがとうとうみつからず途方にくれました。

いったいどこへいってしまったのだろう。非常にくやしい。
といっても、無駄にお金を使ったことがくやしいのではなく、地域の図書館を8歳の頃から利用していて一度も紛失などしたことのない私だったのについにやってしまったという、忸怩たる気持ちがないまぜになっているのです。

それにしてもソレが、橋本治にあたるとは(そういえば、今年最初の一冊は『窯変 源氏物語』(1)でしたっけ)。

こんなんじゃなくてよかった。