本年最後の神保町

昨日土曜日。突然行きたくなっていってきました。神保町。
相変わらず財布は軽いわけですが、とりあえず行ってこようかと。とりあえず三省堂に行こうかと。
というのも金曜日に渋谷に行ったらですね、数年前まで旭屋書店さんがあったところにブックファーストがあるじゃぁないですか。店員さんに訊くと「ビルを建てかえちゃってますから」というこたえ(ブックファーストがそこに戻るか否かは訊かなかった)。

本が目当てというよりは、巨大書店のなかで目的もなくふらふらして、書棚アフォーダンスを得ようと思っていたので非常に残念でした。だったら素直に仕事の帰りに新宿・ジュンク堂に寄ればよかったわけです。
なので、神保町三省堂東京堂あたりに行けば、気持ちがおさまるのではないかと思った次第なわけです。

しかし結局、大島書店、明倫館など、「神」ならではの本屋さんにへ行ったようなもんでした。

釣果は全く脈絡のないものです。

『宗祇発句集』、岩波文庫、2刷(1985年)、100円
A preface to Coleridge, Allan Grant, Longman. 200円
THE ORIGIN OF SPECIES, CHARLES DARWIN, The New American Library(A Mentor Book). 200円
SEMANTICS AND THE PHILOSOPHY OF LANGUAGE, Edited by Leonard Linsky , University of Illinois Press. 1,000円

Linsky編集の所収論文は、もしかするとそのほとんどが翻訳されているのかもしれないけれども、吸引力に勝てませんでした。
宗祇はなぜかずっと入手できなかったので「ああよかった」という気持ちです。
“A Mentor Book”の『種の起源』は表紙がまさに’50年代のアメリカです。
なにゆえコールリッジかといえば、『先生と私』を読んだ余韻からでしょうか(といっても読んだのって七月だったけ)。

来年からは、つまらんこと、こまいことを含めて、購書・読書関係はなるべく全て日記にしようかと思います。もう、夢日記までupしちゃおうかなと。

しかしまあ、あれですわ、(ずっと昔の)学生時代はもとより、5年前と比べても、体力が低下していることに気付きます。神保町も結構あっさりと引き揚げてきました。