PLASTICS

ちょうど中学一年生だった時(もう30年近く前)、日本中が第一次テクノ音楽ブームに沸いていた。

いやほんと、一大ブームで、周知のとおりYMO(イエローマジックオーケストラ)はまさしく神、所謂、ゴッドだった。

またその頃、TBSラジオ「夜はともだち」では、PM10:45から、伝説のプログラム「それゆけスネークマン(スネークマンショー)」がオンエアされていた。桑原茂一の抜群のプロデュース感覚によって、日本歌謡しか知らなかった多くの宵っぴき小学生・中学生は、洋楽(ストーンズ、クイーン、ディーヴォロキシーミュージック、ニーノ・ロータetc...)のカッコよさに蒙を解かれ、また、伊武雅刀小林克也らによるそれまで類を見ない<シュール/ナンセンス/エロ>の3拍子揃ったラジオコントのとりこにされた。

そこでは、YMOの高橋ユキヒロ、細野さん、坂本龍一山下達郎などなど、時代のカリスマがちょいちょい顔(声)を出したりしてたのだが、ある時期のオープニングBGM曲を飾っていたのが、プラスチックスの「COPY」であった。

プラスチックス! 
YMOの陰に隠れがちだが、彼らのロンドンのギグでは、日本からきた黄色い猿をあざ笑ってやろうと待ち構えていた本場パンクス達を唸らせ、踊らせたという大手柄を立てたユニットであった。

今日、渋谷・レコファンに行って知ったのだが、再結成ライブするのだそうだ。
10/29(mon)

当時の雰囲気はYMOよりむしろ、プラスチックスの「Top Secret man」を聴くと鮮やかに甦ってくるなあ。


東京大学「80年代地下文化論」講義

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