大川へ

昨日またもや大川の水面を眺めに行く。泥色であった。
テラスでは犬を連れた老人たちが散策している。
よく見かける黒鳩はおらず。鴎が4羽ほど。
曇天すずやか。すごしやすい。

帰りに教文館に立ち寄る。そいで、四方田犬彦『先生とわたし』を購入。ほんとは図書館で借りるつもりでいたのだが、ここで物欲が沸いてしまったのである。現在130ページほど読んだが、のっけから永田耕衣が出てきた。次に三鬼、そして、草田男。ついには秋桜子まで登場。由良君美と草田男との関係は知っていたけど秋桜子のことは全く知らなかった!

(ついでにブックファーストにも寄る。ここでは何も買わず。椅子があったので腰掛けて一息いれさしてもらった。)

ともかくこの一冊で、誕生日に友人から贈られた図書カードを使い切った。
その前には、ABCで、ユクスキュル/クリサート(絵)『生物からみた世界』(岩波文庫ゲーデル不完全性定理』(仝)などなどを買ってました。アリガトウ。
不完全性定理』なんて、ノーテイのオレには記号・文字を追うだけで了わる代モンだろうけど、まあ、えーじゃないの。ヒヒヒヒ。(なぜか殿山タイチャン節)

土曜日は、大井町ブクオフで、ユンガー『砂時計の書』(講談社学術文庫)を入手。400円也。
私にとって不毛のBOだったけど、極たまには掘り出しものもあるんだね。
というか、懲りもせず立ち寄ってしまうところが悲しい。
毎度足が棒のようになりやがる。
噫。

蕪村集 (講談社文芸文庫)

蕪村集 (講談社文芸文庫)