Syllogistic Poem

学生時代、三段論法を学ぶ際に参考にせよと教わった「Syllogistic Poem」( Barbara, Celarent......のアレ)を思い出した。当時と同じくどうにも覚えにくいので、自分で作ったらどうかと思い、作詩してみた。

第一格 AAA (AAI) EAE (EAO) AII EIO
第二格 EAE (EAO) AEE (AEO) EIO AOO
第三格 AAI IAI AII EAO OAO EIO
第四格 AAI AEE (AEO) IAI EAO EIO
第一格 伐折羅 (三界ヨリ) 照ラセヨ (今朝ノ) 大地ヘ 霊光ヲ
第二格 円環現成 (天河ノ響) 還ヘレ (陰ノ) 栄光ト 名ヲモ
第三格 篝火焚クハ 慈愛  祭儀ニ召サル 天顔ノ 児ラノ 盛装 
第四格 愛シキ 風ヘ (歌典ノ音聲) 雲雀ノ啼クヲ 泉下ノ 冥王ニ聴カシメヨ

なんとも思わせぶりな、単に難解なだけの、頌歌のような、宗教詩のような代物になってしまった。
というわけで、自分でも覚えられそうにない。

全く関係ないけれど、鷲巣繁男の詩作品は超がつく難解で知られているが、意味を汲み取ろうとするだけでなく、やはり聖堂のような場所で朗読すべきものなのではなかろうか。

鷲巣繁男詩集―定本 (1971年)

鷲巣繁男詩集―定本 (1971年)


[追記]081203:もう少しましな(ごく個人的に覚えやすい)ポエム。

ヤマンタカ 目覚めよ 民に 栄光を
YaMaNTaKA ― MeZaMeYO ― TaMiNieiKoWO

へカテ 生まれて 霊獣と 魔力の女王
HekaTe UMaReTe ReiJYUTo MaRYoKUNo JYO-OH

鏡 に神 ありし 仮観の 凡我の 迷悟
KaGaMi Ni KaMi aRiSHi KeGaMNo BoNGaNo MeiGo

末那識 枯れてぞ 近し 涅槃の 清浄
MaNa SHiKI KaReTeZO CHiKaSHi NeHaMNo SeiJYo