• 世界が Wikileaks の話題でもちきりなところで帰国してみると、若造歌舞伎役者による烏滸様狼藉の顛末ばかりが報道されているのを見て、「この國は異世界だ」と誰か(大勢の人)が語っていたが、そのときオレは「ニッポン=東京12チャンネル!」てふコピーを思いついた。お好きなようにサウンドロゴをつけてください。
  • 小野田さんの帰還、昭和天皇崩御......どちらも無視して通常の番組を放映していた記憶があるが、さすがにそれは改変された記憶であろう。
  • テレビ局に対して抱いている恒常的な警戒感は、幼児のころウルトラセブン「第四惑星の悪夢」を見たことによるのではないかと考える。地デジ化お為ごかしが始まって以来は嫌悪感に変化した。
  • 女子アナと(区別的に)呼称される方々も、ひとりひとりはとても好い印象なのだが大勢で揃った姿がTV画面に映し出されると “ものの怪大集合!” に見えたりする。
  • 男子アナに対してはどうかというと “お莫迦さん大集合!” に見えたりする。皆さん大変頭もよく競争を勝ち抜くガッツもおありなんでしょうが大勢で揃う姿はどうしてもそう見える。
  • いや、「第四惑星の悪夢」もそうなんだろうけど、「ロス疑惑」もそうだったな。三浦氏には、彼自身を攻撃することに躍起になってる人間たちに必ず一矢報いて欲しいと願っていた。
  • といっても彼に対しての親近感なんぞ寸毫も抱いてはいなかった。
  • CMが幼稚園のお遊戯的な演出であふれかえっていることには、中学のころから莫迦じゃないかと感じていた。ジョン・ライドンは各国のCMを見るのが趣味だったらしいが日本のヤツが最低だと笑っていたの記憶している。もしかすると彼の言う「最低」は「素敵!」の意味だったのかもしれない。
  • とはいいながら、CMで鳥と共演している宮崎あおいさんには赤ん坊のような可愛いさを感ずる。青山真治監督『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』での印象とは全然ちがう。
  • そういえば、次の夏にでも“IQ84”の大きなロゴが入ったTシャツを着たいと艸に語った直後、中原昌也さんの IQ84以下! を知った。
  • 誰もが一度は思いつくんだろうなあ。
  • オレは自分のIQテストの結果が50程度であって欲しいと願っている。30でもいい。いっそ0のほうがいい。医師を吃驚させたい、ただそれがため。
  • 「あんたね、真面目にやってるんですか?」と医師は怒気を含んでオレをたしなめる。オレは「真面目だよ! おい、オレの気持ち、分かってんのか!」と鬼の形相で詰め寄る。「わかりました。それじゃ、もう一度やってみましょう」と医師......。
  • こんな妄想で喜べるのだから本当に84以下なのだろうな。
  • 茶化しているけど、実言うとオレは WAIS-R を受けなくちゃならない人間なんですよ。
  • 小学校5・6年次の担任に「おまえみたいに物事を面白おかしくしている奴はろくな人間になれんぞ!」と本気で怒られたことがあった。そのとおりになった。
  • とはいえ、その先生には愛惜の念がある。『未来少年コナン』の思い出と一緒になっている。十年ほど前闘病生活を送られていることを風の便りに聞いたが、既に快復されていることをせつに願っている。オレが死ぬまでに一度はお会いしたい。オレが「首のこのあたりがぐりぐりするんですけど」とつぶやいたら、「もしかするとお前、釣った魚を食べないで捨てたことがあったろう。あれをやるとリンパ腺が腫れるんだ」と真剣な表情で教えてくれたことが単なる冗談だったのか、それとも、フォークロアの類だったのか是非とも確かめたい。