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こげこげこげよ〜もっとこげよ〜

このあいだ高粱酒を飲んで、家でも飲みたいと思うようになったわけですが、昨夜遅く酒屋さんにいったら、既に店が無くなっている。ありゃりゃと、もと来た道を戻って東急ストアをおとなへど、高粱酒はない。うーむ。スミノフがある。この酒はなんと、製造元…

やってしまった

図書館で借りていた本を紛失し実物弁済することになってしまった。 といってもそれが、橋本治『ハシモト式古典入門』という非常に廉価な本だったのでそれほど大騒ぎすることはなかったので、やれやれ、といった気持ちではいます。こういう一気読み対象の書籍…

それはそもそも誰の言葉ですか

土曜日の午後に目が覚めた瞬間、元気がなく少々鬱気味であることに気づき、ひねもす引き籠りとなる予兆がしたので、夕方近くになって寝床の布団の呪縛を解き放つかのように神保町へ向かう。 田村書店のゾッキ棚で一冊購入。P.クロソウスキー『かくも不吉な欲…

mp3子守噺

あれからmp3音源(講義、インタヴュー、対談)をDVDプレーヤー〜TVのスピーカーで流すことにはまっている。さっきは、ここで名著のさわりを朗読したものをDLした。Woody Guthrie, Letter from Woody Guthrie to Alan Lomax. T. S. Eliot, The Wasteland. Sa…

マンモスが・・・

昨日のこと。 母が「さっきNHKでやっていたんだけど、マンモスが生きていたのよ!」というのである。 「ええええっ?」と私。 「カナダかどっかみたいよ。象と一緒に飼育しようとしても難しいんだって」と追い打ちをかける母。 「そりゃ、SFを見たんだろうよ…

6年ぶりに携帯電話購入

PHSのサービスが終了するので、携帯に乗り換えるための手続きに行った。待ち時間+手続きに一時間半かかった。 その間、いろんな機種を矯めつ眇めつ見ていたのだが、ほとんど無駄な機能を集めたおもちゃのように思われた。といっても結構楽しいおもちゃであ…

mp3

PCのDVDプレーヤーが不調なので、しょうがなくビックカメラで購入したTV用DVDプレーヤーは、mp3、wmaが再生できるのが特長である。これは結構うれしい機能である。といのもWEBでDLしてCDに焼いたものをTVのスピーカーで流して、ふとんに入って聞くことができ…

PLASTICS

ちょうど中学一年生だった時(もう30年近く前)、日本中が第一次テクノ音楽ブームに沸いていた。いやほんと、一大ブームで、周知のとおりYMO(イエローマジックオーケストラ)はまさしく神、所謂、ゴッドだった。またその頃、TBSラジオ「夜はともだち…

天文や

いきなりであるが、2000年は「天文」の上で二つの忘れらない出来事があった。 ひとつは、7月16日の皆既月食である。 この方のHPの情報によると、継続時間が1時間47分もあったのだった。 近所の邸宅地区を抜ける坂道頂上から南空を見上げて観察した、全き銅…

メシ喰うな

午前のTV番組で新聞のクリッピングをやっており、最近の「くさいメシ」は「うまいメシ」になっておるということで、佐藤優『獄中記』から引用した記事を紹介していた。最後は、元芸人の清水圭(だっけ?)が「これじゃあこれからのVシネマなんかで、ヤクザの…

Anything Goes

ひとが聞けば「なんだそんなこと」と気にもかけないだろう卑小な事柄でウツ気分であった。 そんな時は本屋に行くにかぎる。というか本屋しかない。たまたま開いたのが、ポール K.ファイヤアーベント 『知についての三つの対話』(ちくま学芸文庫)だったのだが…

すこーちん

1行エントリだけはするものかと思っていたが、する。熱帯夜がひどくて何もする気がおきん。もうしばらくブログはお休み。吾がPCよ、もってくれ。

鄰書ノ外題其ノ二

昨日の帰宅時のジェイアール、吊り革につかまった真向かいに、二十歳くらいの女性が居眠りしていたのだが、膝上本が気になってしょうがない。生憎裏表紙が上を向いている。 レトロモダニズム的な図案がどうしても気になる。一体何か知らんと眼を凝らすと、三…

副島種臣展

先日、五島美術館で開催されている「蒼海副島種臣 全心の書」特別展に行ってきた。文字の方から「勘弁してくれよ」と文句が聞こえそうな悪筆の自分。書道との縁も学生時代に某新聞社書道展にてアルバイトしたことぐらいなのだが、榊莫山『書のこころ』(NHKブ…

くさめして我は二人に分かれけり  阿部青鞋

本屋さんで『素数の音楽』という非常に美しいタイトルの本を目にしてぱらぱらとめくる。 現代音楽がテーマかと思いきや、まさに「素数」を巡る数学読み物だった。 冒頭ちかくに3つの数列問題があり、うち2問は私のような暗愚にも即答できる小学生レベル。…

鄰書之外題

東急線に乗っているとクリスチャン系女子小学校生徒どもが乗車してきた。 立派なものである、半数近くが本を読んでいるではないか。誰であろうと他人が読んでいる本は気になるものだ。確認できたのは、モーリス・ルブラン『古塔の地下牢』、星新一の何か、理…

いとうつくし

三十をすぎたあたりから何ゆえか、幼子がとてもかわいらしく感じるようになった。 幼稚園から小学校低学年のころも、近所の赤ん坊や幼子がとてもかわいらしく感じた時期があったことを覚えているが、最近の煩悩は、とっくに親になってもいい個体の生物的反応…

Jokes

『夜と霧』に、V.E.フランクルらユダヤ人が、過酷な収容所生活にあっても、一日に一度は創作ジョークを披露し合うルールを課していたというくだりがあった。フランクル本人も大変ジョーク好きの快活なお人柄だったそうだが、ユダヤ人と呼ばれる民族にどこか…

彼女の名はポーリン、樹の中で生活している。

『No Future - A Sexpistols Film』を観る。 畢生の名曲「Bodies」に登場するポーリン嬢が出演するのではないかと勝手な期待をもっていたが、やはり、出てこなかった。 おそらく今では50歳位の、ポーリン(のモデルとなった女性)が顔を映さずに登場して、「…

卑怯者の勲章

映画狂・N天先生に、Janine Grayという女優についてパソコンで調べてくれ、と命じられる。 Arthur Hiller監督『卑怯者の勲章』という古い映画に出演している端役だとのこと。キネマ旬報で見つけて、なにやら気になったらしいが、一体、何年前のキネ旬を読ん…

『宇宙戦争』『ラストシューティスト』

いまさらながら、スピルバーグ監督『宇宙戦争』と、ドン・シーゲル監督『ラストシューティスト』をレンタルで観る。該博な映画通のN天先生が口をきわめて絶賛していた『宇宙戦争』は、たしかに傑作とよんで差し支えない作品だと感じたが、主人公と彼の娘が、…

本屋さん風景

先日、東工大近くの住宅地にある、古本+新刊本屋さんがまだ残っているのを確認した。客なんて一日に数人程度のもんだろうと思うが、とりあえず雑誌類はきちんと仕入れている模様。古書の方は数年前と同じものもチラホラ。店主はTVを観ながらのんびりしてい…

Syllogistic Poem

学生時代、三段論法を学ぶ際に参考にせよと教わった「Syllogistic Poem」( Barbara, Celarent......のアレ)を思い出した。当時と同じくどうにも覚えにくいので、自分で作ったらどうかと思い、作詩してみた。第一格 AAA (AAI) EAE (EAO) AII EIO 第二格 EAE…

図書館

『ロジカル・ディレンマ ― ゲーデルの生涯と不完全性定理』、J・W・ドーソン・Jr/村上祐子・塩谷 賢 訳、新曜社予約件数がたったの1件だったので、あっけなく借りられた。評伝ベースなので殆ど論理式は出てこないが、少なくとも、ゲーデルの業績に関わ…

小さな狩

『小さな狩ーある昆虫記』、エルンスト・ユンガー、山本尤訳、人文書院 を図書館で借りて、まだ数ページしか読んでいないのだが、いい感じ。なんたって、ヒットラー暗殺計画に関係した、ウルトラ右翼軍人・文学者の昆虫記だもんなあ。「バカの壁」の著者も読…

借り本

ついに、『林田紀音夫全句集』富士見書房 を借りる。 ざっと確認すると、句集作品は1ページに10句、句集未発表作品は上下2段の20句という版面である。 年譜で、平成10年に亡くなっていることを確認。 あれ、昭和50年代後半ではなかったっけ。ずっと勘違いし…

待ち遠しい

図書館に予約しておいた、林田紀音夫全句集 富士見書房2006年8月1日刊 が確保されたとのメールが届いているじゃあないか!はやく手にしたい。しかし、火曜日までおあずけかな。 声の雲雀天に怺えてゐるを知る 血を喀くにいたらむ麺麭を焦がしける 隅占…

鈴木信太郎展

忘れないうちに。 先日、「鈴木信太郎展」に行って来ました。といっても、マラルメの訳者ではなく、洋画家のS.Sです。 幼児の頃から近所のケーキ屋さんの包装紙でお馴染みだったのですが、偶々お店の展覧会用ポスターで、その名前を知った次第でした。この度…