2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

近所の古書店にあの懐かしい谷川俊太郎さん訳のコミック版『PEANUTS』が出ていた。あのとき五歳だった俺は、生まれて初めて目にした対訳本に興奮して、親父に頼んで英語の発音をカタカナで書き添えてもらったんだっけ。 同じ時期には、確か講談社からムーミ…

このまえ、ヘリウムガスを吸って音程を変えることができるかのようなことを記してしまったが、自分で書いておきながら疑問を感じていたので、さっき検索かけてみたら、(やっぱり)音程は変わらないことの解説に出会った。こことここ。誤解を与えるような表現…

先日ある書類の記入欄に、見事なガリ版(謄写版)書体による書き込みがあるのを見つけた。黒ボールペンを使用したものだが、鉄筆のように刻まれて、ためいきがでるくらい均整のとれた、印刷ではないかと疑うに見紛うほど見事な達筆だった。記入者はおそらく年…

なんかしらんが、今年にはいってからずっと森田童子のことが頭の片隅にある。去年の暮れには想像もしていなかったことだ。人生面白い。森田童子「ぼくが君の思い出になってあげよう」身近な人間と森田論を交わしたい気がするが、以前一度だけ友人の部屋で「…

気づけば何度も読んでいる

『孤独のグルメ』の主人公=井之頭五郎とは、考古学者の夢を断念し、SASがらみの危険な仕事も廃業して、お気楽・安逸な人生を選択してしまった『MASTERキートン』の主人公=平賀・キートン・太一のことではないのか? そう仮定すれば、井之頭の鍛え抜かれた肉…

円谷、そして、森田

昨日、“幼児のころ観ていた『ウルトラマン』”なんて分別ぶった書き方をしてしまったが、当時TV放映されていた円谷プロシリーズの影響は俺の人生のなかにずっと残り続けていくだろうと思う(なんて言うと、ずいぶん大仰だな)。世間では特撮ばかりが注目され…

アンヌ隊員のブログに、星野少年(の現在)が! この方は、津沢マサ子のご子息なのだそうだ。幼児のころ観ていた『ウルトラマン』に登場するお兄ちゃんのお母さんの作品を三十歳を過ぎるころに鑑賞し感動することになるなんて、ちょっと不思議な感じがする。 …

tsubuyaki

■沖縄出身の青年と「地元」について話した。俺が「他府県のひとが東京者を冷たいという気持ちは分かるよ」と云ったことで、彼は俄かに饒舌となったのだった。■沖縄にはまだいったことないからぜひ長期間滞在してみたいなーと漠然としたことを話すと、青年は…