2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

高田馬場 渋谷

昨日は久方ぶりに馬場へ。 一年ほど前、西脇順三郎『えてるにたす』をみつけたものの、己が財布のあまりの軽さに断念。涙を呑んだ。その復讐戦である。もちろん、西順はなかった。おそらくとっくに。しかし詩歌関係がのきなみ値を下げている昨今であり、古書…

三冊

悲しいことに、というか予想通りというべきか、私が出会う中で詩歌に興味を抱いてくれる人は殆どいない。殊に俳句となると、「ナニソレ(信じられない)」という実に悲しくも差別的な言辞に出会うことすらある。それでもまあ、いつか一人くらいは本気で興味…

大川へ

昨日またもや大川の水面を眺めに行く。泥色であった。 テラスでは犬を連れた老人たちが散策している。 よく見かける黒鳩はおらず。鴎が4羽ほど。 曇天すずやか。すごしやすい。帰りに教文館に立ち寄る。そいで、四方田犬彦『先生とわたし』を購入。ほんとは…

鄰書ノ外題其ノ二

昨日の帰宅時のジェイアール、吊り革につかまった真向かいに、二十歳くらいの女性が居眠りしていたのだが、膝上本が気になってしょうがない。生憎裏表紙が上を向いている。 レトロモダニズム的な図案がどうしても気になる。一体何か知らんと眼を凝らすと、三…

ありがたや

この一週間、なんか生きてるだけの状態。虚しい。しかしたとえば、現代音楽に関する書籍等の文章、素敵なブロガーたちによるマイナー音楽に関するエントリ・コメント、行川和彦「パンク・ロック/ハードコア史」などなどを読みながら、つくづくYOUTUBEってい…