2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『宇宙戦争』『ラストシューティスト』

いまさらながら、スピルバーグ監督『宇宙戦争』と、ドン・シーゲル監督『ラストシューティスト』をレンタルで観る。該博な映画通のN天先生が口をきわめて絶賛していた『宇宙戦争』は、たしかに傑作とよんで差し支えない作品だと感じたが、主人公と彼の娘が、…

夏石番矢『俳句のポエティック 戦後俳句作品論』

なかなか入手できなかったのだが、隣町の図書館にあることが分かり、即借りる。 ちょっと興奮している。特に、加藤郁乎、鈴木六林男論はすぐさまコピーしてしまった。最近、何か考えてもそれを記す余力がなかったので、大変刺激された。戦後俳句について様々…

また図書館より

除籍本 『エッフェル塔』、ロラン・バルト、宗左近+諸田和治訳、審美社 『類推の山』、ルネ・ドーマル、巖谷國士訳、白水社 『死体は窓から投げ捨てよ』、丹生谷貴志、河出書房新社 『戦争論』、多木浩二、岩波新書そろそろこちらから何か図書館へgiveしなく…

図書館から

G・ルカーチ、『歴史と階級意識』、平井俊彦訳、未来社 『釈迢空詩集』、思潮社現代詩文庫 ジェフィリー・S・ヤング、『スティーヴ・ジョブズ パーソナル・コンピュータを創った男(下)』、JICC出版局積ン読ばかりとなり果て候。

いまさら『世中愛叫』

忘れていた。昨年の話だが、『世界の中心で、愛をさけぶ』を読んだ。 南天先生の前で、セカチュー類をああだこうだ言うからには一応読まないとイケンかもしれませんね、と口をすべらしたのがいけなかった。会うたびに、もう読んだか、読んでないならここに10…

本屋さん風景

先日、東工大近くの住宅地にある、古本+新刊本屋さんがまだ残っているのを確認した。客なんて一日に数人程度のもんだろうと思うが、とりあえず雑誌類はきちんと仕入れている模様。古書の方は数年前と同じものもチラホラ。店主はTVを観ながらのんびりしてい…

暗唱

Syllogistic Poemなんぞ考えていたら、『ぶっちぎり世界記録保持者の記憶術』、原口證、日刊工業新聞社 を読んでいたことを思い出した。原口氏は円周率の暗唱で世界記録を保持するひとである。その記録、なんと10万桁!本書はそれ以前に記録更新した際の日録…

Syllogistic Poem

学生時代、三段論法を学ぶ際に参考にせよと教わった「Syllogistic Poem」( Barbara, Celarent......のアレ)を思い出した。当時と同じくどうにも覚えにくいので、自分で作ったらどうかと思い、作詩してみた。第一格 AAA (AAI) EAE (EAO) AII EIO 第二格 EAE…

洋書2冊

昨年の晩春、句集・詩集の掘り出し物を探しに立ち寄った渋谷・中村書店で買ったのを、開封もせず書棚の奥にしまいこんでたのを見つける。紙袋に押された「中村書店」の店判を見てワクワク期待感が湧き上がる。Edited by A.J.Ayer , Logical Positivism (The …

ノスタルジック

図書館除籍本を入手。『創造の形態学Ⅰ』、K.ラインハルト+L.ヴァン・デル・ポスト+M.エリアーデ+G.ショーレム、エラノス会議編、平凡社 『現代ジャズの潮流』、副島輝人、MARUZEN BOOKS 『「家族と郊外」の社会学』、三浦展、PHP 『都市整備入門』、千葉…

3本

『Dry Lungs Ⅳ』,VA ,Subterranean Records. 『Cronenberg/Dead music Alive』, GelsomniaGelsomina ,freak animal. 『キング・クリムゾン/ザ・コレクターズ・キング・クリムゾン Vol.3』, PC−ディシプリン・グローバル・モービル. の三枚組みのうち「The…

図書館

『ロジカル・ディレンマ ― ゲーデルの生涯と不完全性定理』、J・W・ドーソン・Jr/村上祐子・塩谷 賢 訳、新曜社予約件数がたったの1件だったので、あっけなく借りられた。評伝ベースなので殆ど論理式は出てこないが、少なくとも、ゲーデルの業績に関わ…

BO

山本笑月『明治世相百話』、中公文庫 もってたかもしれんが、105円だったので。それにしてもBOばかり也。NHKテレビで、柳家小三治「うどんや」を観た。これたしか二回目です。 古今亭志ん朝亡きあと、小三治がとても大切な噺家となっている気がしますね。 師…

文学要語辞典

図書館の未使用本放出ワゴンで、 『文学要語辞典』、福原麟太郎・吉田正俊編、研究社出版 をいただいたのだが、これが、存外におもしろい。全318ページの小辞典だけれど、「へー」と「なーる」を連発。"要語"を看板としているだけあって、見出し語すべてが興…

BOにて

『聖なる侵入』、P・K・ディック、大瀧啓裕訳、サンリオSF文庫105円なーり〜。15年ほど前は、たしか、3千円以上の付値値だった記憶がある。GO:藤野一友 聖なる侵入 (1982年) (サンリオSF文庫)作者: フィリップ・K・ディック,大滝啓裕出版社/メーカー: サン…

初音源

今年はじめて聞いたCD。 内田光子「シューベルト:即興曲集」、PHILIPS マルタ・アルゲリッチ「シューマン:子供の情景 」、ドイツ・グラモフォンまだなぜか、ジャズ、ロック、ポップスを聴いていない。 ずーじゃではキース・ジャレット「平均律クラヴィーア」…