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山○君は中学校時代は色んな曲を聴いていた。

Sting の声を聴くと、当時大岡山にあったかれの自宅実家の、真冬だというのに石油ストーブで暑いくらいだった六畳の部屋を思いだす。

彼がエアチェックした The Police がラジカセから流れていた。

もう40年も昔のことなのか。

古今東西、いったい何億回つぶやかれた言葉かは知らぬが、「本当に夢のようだ…」……。

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音楽については歳をとればとるほどジャンルなんてどうでもよくなってきている。

中高生時分からそうだったのだが、当時は、HR/HM の伝道師の山○君のように(ファッションも含めて)一本道をつきすすめるひとが羨ましかったのも事実である。

いまではそういう人たちをみて別段羨ましくは感じない。

歳をとってより自由になったということなのだろうか、ソクラテスよ!