ORZ(古)

「最近の若者は言葉を知らない」とかいいながら、【口さがない】を【口がさのない】と誤記していた。

このほかにも、【渋皮(しぶかわ)のむけた】→【渋皮(じゅうひ)のむけた】、【私(わたくし)事】→【私(し)事】などとつい言ってしまう傾向があり、PC上で【金融】を記すために「きんゆ」と 入力し変換候補が出てこないのでムキーっと(PCに)憤ることもある始末。

やはり俺の人生は厖大なミスの塊なのだ。
「男なので、『おれの人生ミスったー』ままなのだ」などと、開き直りの駄洒落をかます気力もない。

深く気が沈む……。

①~④

①コロナからの帰還した某チームの管理者P氏、吾らがチームに顔をだす。
②吾らがチームの管理者(女傑)が 「あらあらまあまあ、大変お久しぶりなことですワねえ!」 と当てこすると、
P氏、「うん久しぶりだね、そんでこの案件なんだけどさ・・・」 と、しれっとした態度でいなす。
③そのままいつもの気安い調子のP氏ではあったが、去り際に 「もうおまえしか、いや、あなたしか頼れる人間がいない、ほんとヨロシク」 と頭を下げる。
④当チームの管理者(女傑)、 「おう、大船に乗った気でいな!」 と男前なところをみせたあと、「あいつ、あたしに借りが出来てむっちゃ悔しい顔してやんの・・・」と、たまたま近くにいた俺にしか聴こえないレベルの声で呟く……。

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そういえば隣席の口がささがない女に乃公が東京湾岸のコンビナート内で工員をやった経験のあることを話したら、なにかヤバイ話を聞かされたように急におし黙り話を別のほうにもっていこうとするので驚いた。同様なことは以前にも一度あったのだったがそのときの人たちとは違って隣席の口がささがない女は相当な苦労人なので、こうした話には興味津々となってくれるだろうとフンで話柄にした次第だったのでとても意外に感じた。

いま誰かに「あそこで働きたいがどうだろうか?」と相談されたら 「できることならやめたほうがいい」 とアドバイスするだろうけど、場つなぎとしててっとりばやく稼ぐことはできたので(現在はどうなのかは知らない)、人生のなかの汚点とまでは思っていない。

ただ、昔は京浜地帯のコンビナートの夜景が好きだったはずなのに今それを眺めると一寸鬱な気持になってしまうのが残念ではある……。